こんにちは。那記 無心雄です。
今日は、第一種衛生管理者試験の結果について報告します。
結論から言うと、不合格でした。しかし、この経験から多くのことを学びました。今回は、試験の詳細な分析と、同じ失敗をしないための対策、そして次回合格に向けた戦略をお伝えします。
これから第一種衛生管理者試験を受験する方、一度不合格になって再挑戦を考えている方に、役立つ情報をお届けします。
第一種衛生管理者試験とは
試験の概要
第一種衛生管理者:
- 労働安全衛生法に基づく国家資格
- 常時50人以上の労働者を使用する事業場で必要
- 有害業務を含むすべての業種に対応
試験実施機関:
公益財団法人 安全衛生技術試験協会
試験日程:
- 毎月1〜3回実施(地域により異なる)
- 各地の安全衛生技術センターで受験可能
受験資格
以前の記事でも触れましたが、受験には実務経験が必要です。
学歴別の必要実務経験:
- 大学卒業:1年以上
- 高校卒業:3年以上
- 中学卒業:10年以上
私は高卒認定を取得したため、3年の実務経験でクリアしました。
試験当日の様子
試験会場への到着
体調不良から回復して1週間、猛勉強をして迎えた試験当日。
理想と現実:
- 理想:早めに会場到着、落ち着いて準備
- 現実:家族の朝の準備を手伝い、ギリギリ到着
教訓①:試験当日のタイムマネジメント
家族がいる方は、前日から準備を整えておきましょう。
おすすめの準備:
- 受験票・筆記用具を前日にバッグに
- 家族に協力を依頼(朝は静かに)
- 会場への経路を確認
- 余裕を持った出発時間設定
会場の雰囲気
会場に着いて驚いたのは、思ったより受験者が多いこと。
受験者の特徴:
- 年齢層:20代〜50代まで幅広い
- 男女比:男性7割、女性3割程度(体感)
- 服装:私服からスーツまで様々
当時の心境:
「この中の半数以上は不合格になるのか、可哀そうに。」
自分は受かると自信満々でした。
今思えば、この余裕がフラグでした…
試験の内容と合格基準
試験科目と配点
第一種衛生管理者試験は、5科目で構成されています。
試験内容の詳細:
| 問題番号 | 科目 | 問題数 | 配点 | 満点 | 合格ライン |
|---|---|---|---|---|---|
| 問1~10 | 関係法令(有害業務) | 10問 | 8点/問 | 80点 | 32点以上(40%) |
| 問11~20 | 労働衛生(有害業務) | 10問 | 8点/問 | 80点 | 32点以上(40%) |
| 問21~27 | 関係法令(有害業務以外) | 7問 | 10点/問 | 70点 | 28点以上(40%) |
| 問28~34 | 労働衛生(有害業務以外) | 7問 | 10点/問 | 70点 | 28点以上(40%) |
| 問35~44 | 労働生理 | 10問 | 10点/問 | 100点 | 40点以上(40%) |
| 合計 | – | 44問 | – | 400点 | 264点以上(66%) |
合格条件(重要)
2つの条件を両方満たす必要があります:
条件①:各科目で40%以上得点
- 5科目すべてで最低ラインをクリア
- 1科目でも40%未満だと不合格
条件②:全体で60%以上得点(264点以上)
- 合計得点が264点以上
- 各科目をクリアしても、総合点が足りないと不合格
この2つ目の条件が意外と難しい。
試験の手応え
試験開始直後の違和感
問題用紙を開いて、最初の問題を読み始める。
「む、難しい…」
あれ?勉強した内容のはずなのに、文章が頭に入ってこない。
原因:
- 緊張からくる焦り
- 本番独特のプレッシャー
- 時間への意識
「これはやばいかも。」と感じながら、問題を解き進めました。
解答後の自己評価
なんとか全ての問題を解き終わり、見直し。
問題の自信度分類:
- ✓ 自信を持って○をつけた問題:約15問
- △ たぶん合ってると思う問題:約10問
- ? 2つまで絞って迷った問題:約12問
- × 全くわからなくて勘で答えた問題:約7問
試験直後の感想:
「ギリギリだな、これは。」
各科目40%はなんとかクリアできていると思うけど、全体60%が微妙かも…
不安を抱えたまま、試験終了。
試験結果の詳細分析
実際の結果
そして、届いた結果通知…
那記 無心雄の試験結果:
| 問題番号 | 科目 | 正解数 | 得点 | 合格ライン | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 問1~10 | 関係法令(有害業務) | 4問 | 32点 | 32点以上 | ✓ ギリギリクリア |
| 問11~20 | 労働衛生(有害業務) | 7問 | 56点 | 32点以上 | ✓ 余裕でクリア |
| 問21~27 | 関係法令(有害業務以外) | 7問 | 70点 | 28点以上 | ✓ 満点クリア |
| 問28~34 | 労働衛生(有害業務以外) | 3問 | 30点 | 28点以上 | ✓ ギリギリクリア |
| 問35~44 | 労働生理 | 5問 | 50点 | 40点以上 | ✓ なんとかクリア |
| 合計 | – | 26問/44問 | 238点 | 264点以上 | ✗ 不合格 |
ぐぐぐぐぐぐ…
あと26点…あと3問…
分析:何が問題だったのか
良かった点:
- 各科目40%は全てクリア
- 労働衛生(有害業務)は余裕でクリア
- 関係法令(有害業務以外)は満点
問題点:
- 全体で60%に26点(3問分)足りなかった
- 問1~10(関係法令・有害業務):ギリギリ32点
- 問28~34(労働衛生・有害業務以外):ギリギリ30点
- 問35~44(労働生理):50点と低め
致命的な弱点:
苦手科目が足を引っ張った。特に問1~10と問28~34。
不合格から学んだ重要な教訓
教訓①:各科目のバランスが重要
失敗の原因:
得意科目に偏った勉強をしていた。
問題点:
- 問21~27(関係法令・有害業務以外):満点だが、7問しかない
- 問1~10(関係法令・有害業務):ギリギリ合格、10問ある
教訓:
問題数の多い科目ほど、しっかり対策すべき。
改善策:
- 各科目の問題数を把握
- 問題数の多い科目を優先
- 苦手科目を放置しない
教訓②:全体で60%の壁
各科目40%をクリアしても、全体で60%に届かなければ不合格。
これが意外な落とし穴でした。
なぜこの基準があるのか:
- 総合的な知識を求めている
- 特定分野だけ強くてもダメ
- バランスの取れた知識が必要
対策:
- 目標点数を264点ではなく280点に設定
- 余裕を持った得点計画
- 苦手科目でも50%以上を目指す
教訓③:本番の緊張対策が不十分
勉強では解けた問題も、本番では焦って間違える。
原因:
- 本番を想定した練習不足
- 時間配分の練習不足
- 緊張への対策不足
改善策:
- 本番と同じ時間(3時間)で模擬試験
- 試験会場のような環境で練習
- 深呼吸などリラックス法の習得
YouTube勉強法の評価
結果的には不合格でしたが、YouTube勉強法は効果がありました。
成長の証拠
成長の軌跡:
- 初期の過去問:20問中6問正解(30%)
- 今回の本番:44問中26問正解(59%)
確実に成長しています。
約30%から59%へ、ほぼ2倍の正答率。
あと一歩、本当にあと一歩だったんです。
YouTube勉強法のメリット(再確認)
効果があったポイント:
- 視覚的に理解しやすい
- 隙間時間に学習できる
- 繰り返し視聴できる
- 無料で高品質な教材にアクセス
おすすめYouTubeチャンネル(衛生管理者):
- 『衛生管理者試験対策講座』
- 『資格の大原チャンネル』
- 各種過去問解説動画
不足していた部分
YouTube学習だけでは不十分だった点:
- アウトプット(問題演習)の不足
- 本番形式の練習不足
- 苦手分野の特定と克服
改善策:
- YouTube視聴 + 問題集での演習
- 模擬試験の実施
- 間違えた問題の徹底復習
次回合格に向けた具体的戦略
目標設定
次回の目標:280点以上(余裕を持って合格)
科目別目標:
- 問1~10:48点(60%、6問正解)
- 問11~20:56点(70%、7問正解)
- 問21~27:60点(86%、6問正解)
- 問28~34:50点(71%、5問正解)
- 問35~44:70点(70%、7問正解)
- 合計:284点(71%)
具体的な対策
①苦手科目の強化
問1~10(関係法令・有害業務)対策:
- 有害業務に関する法令の暗記
- 過去問を10年分解く
- 間違えた問題をノートにまとめる
問28~34(労働衛生・有害業務以外)対策:
- 作業環境管理の基礎を復習
- 健康管理に関する知識の整理
- 事例問題に慣れる
②本番想定の模擬試験
実施方法:
- 本番と同じ3時間で実施
- 静かな環境(図書館など)
- スマホはオフ
- 休憩なしで最後まで
スケジュール:
- 試験2週間前に1回目
- 試験1週間前に2回目
- 試験3日前に最終確認
③焦らず落ち着いて解く練習
メンタル対策:
- 試験開始前の深呼吸(5回)
- 分からない問題は飛ばす勇気
- 見直し時間を必ず確保(30分)
- 「264点取れればいい」と自分に言い聞かせる
④間違えた問題ノートの作成
ノートの作り方:
- 間違えた問題を書き出す
- 正解と解説を記載
- なぜ間違えたかを分析
- 関連知識をまとめる
試験直前にこのノートだけ見返す。
優先順位の整理:転職活動を優先
次回受験予定
次の試験:2月中旬
有給消化に入る時期に合わせて受験予定です。
それまでは転職活動に集中
理想と現実:
- 理想:資格を取得してから転職活動
- 現実:工場閉鎖は待ってくれない
優先順位:
- 転職先を見つける(最優先)
- 家族の生活を守る
- 資格取得(2月に再挑戦)
しばらく資格試験はお休みして、転職活動に力を入れます。
資格は2月に必ずリベンジします。
家族への報告と励まし
息子たちへの報告
家に帰って、息子たちに結果を伝えました。
息子:「パパ、試験どうだった?」
私:「残念ながら、あと3問足りなくて不合格だったよ。」
息子:「えー!残念!」
私:「でも諦めないよ。2月にもう一度挑戦する!」
息子:「頑張って!応援してる!」
息子たちの言葉に、また頑張る勇気をもらいました。
親の背中を見せる
以前、息子に「×だらけでも諦めない」と言った以上、親として諦めるわけにはいきません。
子どもに伝えたいこと:
- 失敗しても諦めない姿勢
- 何度でも挑戦する勇気
- 努力は必ず報われること
- 大人も学び続けること
親の姿勢が、子どもの教育になります。
40代の資格取得への挑戦
不合格という結果は悔しい
正直、とても悔しいです。
悔しさの理由:
- あと3問という僅差
- もっと勉強していれば
- あの問題で迷わなければ
後悔は尽きません。
でも、この経験は無駄じゃない
得られたもの:
①40代でも新しいことに挑戦できる実感
- 年齢は言い訳にならない
- 学ぶ意欲があれば成長できる
②諦めない姿勢を息子たちに見せられた
- 大人も努力している
- 失敗しても挑戦し続ける
③YouTube勉強法の効果を実感
- 30%→59%の成長
- 独学でもここまでできる
④あと一歩まで来たという自信
- 次は必ず合格できる
- 弱点が明確になった
全て、次に繋がります。
同じように資格取得に挑戦している方へ
不合格は恥ずかしいことではない
衛生管理者試験の合格率は約45〜50%。
つまり、受験者の半数は不合格になります。
不合格は珍しいことではありません。
大切なのは次にどうするか
①原因を分析する
- どこで点を落としたか
- なぜ間違えたか
- 何が不足していたか
②対策を立てる
- 具体的な改善策
- 実行可能な計画
- 目標の再設定
③諦めずに挑戦し続ける
- 1回で合格する人の方が少ない
- 何度でも挑戦できる
- 最後まで諦めない
一緒に頑張りましょう
資格取得に挑戦しているすべての方へ。
不合格は通過点です。
諦めなければ、必ずゴールにたどり着けます。
まとめ:次回合格への決意
2月の試験で必ず合格
目標得点:280点以上(余裕を持って)
今回の反省を活かして:
- 苦手科目の強化(問1~10、問28~34)
- 本番想定の模擬試験を複数回
- 焦らず落ち着いて解く練習
- 間違えた問題ノートの徹底活用
それまでは転職活動に集中
家族のため、未来のため、まずは新しい職場を見つけます。
優先順位を明確に:
- 転職活動(今)
- 資格取得(2月)
- 家族との時間(常に)
今日の教訓
あと3問の壁。でも諦めない。失敗は成功への階段。次は必ず乗り越える。
2月、絶対に合格してみせます!
次回予告
「転職活動レポート②|書類選考の結果と40代転職の現実」
実際に応募してみてどうだったか?企業からの反応は?リアルな転職活動の進捗をお届けします。
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