こんにちは。那記 無心雄です。
心療内科に行ってきました。
今回は、心療内科の初診から休職決定までの流れを詳しくレポートします。同じように心療内科の受診を検討している方、休職について考えている方の参考になれば幸いです。
※この記事には、メンタルヘルスに関する内容が含まれます。最後に相談窓口の情報も記載していますので、必要な方はご利用ください。
心療内科受診までの経緯
前回のブログからの流れ
前回のブログで書いた通り、職場でのストレスが限界に達し、感情をコントロールできなくなりました。
主治医の判断:
- 現在の薬では対応が難しい
- 心療内科での専門的な治療が必要
- 紹介状を書く
紹介状をもらう時のトラブル
想定外の待ち時間
主治医から紹介状を書いてもらう際、想定外のことが起きました。
医師から言われたこと:
「うちだと専門じゃないから、心療内科に紹介状書きますね。予約するので廊下で少しお待ちください。」
そして待つこと…約1時間。
当時の心理状態:
- イライラが止まらない
- 精神的に不安定
- 待つことへの耐性が低下
まさかの展開
トイレに立とうとした時、呼ばれました。
渡されたもの:
電話番号が書かれた紙きれ。
看護師の説明:
「ここに電話して予約してください。もう少ししたら会計と紹介状お渡しします。」
私の反応:
予約するから待ってと言われて散々待った挙句、自分で電話しろと?
病院側の対応の問題点
何が問題だったか:
①説明不足
- 最初に「自分で予約してください」と言うべき
- 「予約する」と言われれば、病院側がすると思う
- 期待と現実のギャップ
②配慮の欠如
- 精神的に不安定な患者への配慮不足
- 待ち時間の長さへの説明なし
- 病院名すら書かれていない紙
③コミュニケーション不全
- 受付と看護師の連携不足
- 患者への情報伝達の不備
より良い対応とは
病院が取るべきだった対応:
- 明確な説明
- 「○○病院に電話して予約してください」
- 電話番号だけでなく病院名・住所も記載
- 予約の取り方の説明
- 待ち時間の配慮
- 「10〜15分お待ちください」と具体的に
- 進捗状況の共有
- 長引く場合は途中で説明
- 精神状態への配慮
- メンタル不調の患者への特別な配慮
- 静かな場所での待機
- こまめな声かけ
私の対応(反面教師として)
あまりに頭にきたので、病院の待合室でスピーカーモードにして電話予約しました。
これは良くない対応でした:
- 他の患者への配慮不足
- 冷静さを欠いた行動
- 問題解決にならない
より良い対応:
- 外に出て電話する
- 受付に改めて説明を求める
- 患者相談窓口に連絡
感情的になっている時ほど、冷静な行動が難しい。これは誰にでもあることです。
心療内科初診:何が行われるのか
初診への不安
正直、初めての心療内科は緊張しました。
不安なこと:
- どんな先生なんだろう
- ちゃんと話を聞いてくれるかな
- 診断書書いてもらえるかな
- 変な人だと思われないかな
- 何を聞かれるんだろう
これは多くの人が感じる自然な不安です。
看護師との事前面談
先生との面談の前に、看護師との面談がありました。
面談内容:
- 基本情報の確認
- 現在の症状
- 来院の目的
- 過去の病歴
所要時間:約15分
診断書についてのアドバイス
看護師さんから貴重なアドバイスをもらいました。
看護師の言葉:
「診断書は書いてもらえると思うけど、書くか書かないか判断するのは先生だから。もし書いてもらえなかったら、2〜3日してからもう一度来て同じように言えば書いてもらえるから。」
これは重要な情報です。
診断書発行の流れ:
- 初診では様子を見る医師もいる
- すぐに書く医師もいる
- 症状によって判断が異なる
- 継続的な通院が前提の場合も
待合室の注意書きから分かること
待合室に、こんな注意書きがありました。
「休職中の方は定期的に診断を受けてもらえないと、診断書を書くことができなくなります。」
この注意書きから分かること:
①休職している人は多い
- 自分だけではない
- 同じように苦しんでいる人がいる
- 安心感と共感
②継続的な通院が必要
- 一度診断書をもらって終わりではない
- 定期的な診察が必要
- 治療の継続が重要
③適切な治療の証明
- 診断書は「サボり」ではない
- 医学的な根拠がある
- 正当な権利
医師との面談:どんなことを聞かれるか
面談の流れ
所要時間:約30分
意外とすんなり終わりました。
質問内容
①いつから辛かったか
- 症状の始まった時期
- きっかけとなる出来事
- 変化のタイミング
②どんな症状があるか
- 身体的症状(不眠、食欲不振など)
- 精神的症状(イライラ、不安など)
- 日常生活への影響
③仕事の状況
- 職場環境
- 業務内容
- ストレスの原因
- 人間関係
④家族のこと
- 家族構成
- サポート体制
- 家族の理解
⑤過去の病歴
- 既往歴
- 現在服用している薬
- アレルギー
話すことの辛さ
辛かったことを改めて口に出して説明するのは、とても辛い作業でした。
話した内容:
- パワハラのこと
- 工場閉鎖のこと
- 理不尽な査定のこと
- 家族を養う不安
全部話していたら、涙が出そうになりました。
恥ずかしいですが、40代のおじさんでも泣きそうになるんです。
これは自然な反応
感情的になることは普通です:
- 辛い経験を思い出す
- 抑えていた感情が溢れる
- 安心できる場所だからこそ
- 治療の第一歩
医師は慣れています:
- 泣いても大丈夫
- 途中で休憩しても良い
- 自分のペースで話せば良い
診断結果と休職の決定
医師の診断
医師から言われました:
「診断書を書くので、1ヶ月休んでください。」
ホッとした瞬間
正直、ホッとしました。
なぜホッとしたか:
- 自分の辛さが認められた
- 「甘え」ではないと証明された
- 休む理由ができた
- 専門家のお墨付き
それまでの不安:
- 「甘えてるんじゃないか」
- 「自分が弱いだけじゃないか」
- 「診断書が出なかったらどうしよう」
専門家が「休む必要がある」と判断してくれた。
それだけで、少し救われた気がしました。
処方された薬
1週間分の薬を処方されました。
薬の種類(一般的な例):
- 抗不安薬
- 睡眠薬
- 抗うつ薬(場合による)
注意点:
- 用法用量を守る
- 勝手にやめない
- 副作用に注意
- アルコールとの併用禁止
1週間後に再診:
- 薬の効果確認
- 副作用のチェック
- 必要なら調整
会社への連絡と手続き
休職の連絡
夕方、会社に休職の連絡をしました。
話し合った内容:
- 有給を何日まで使うか
- 休職を何日からにするか
- 診断書の提出方法
- 連絡方法
思ったより事務的でした。
会社側も、こういうケースに慣れているのかもしれません。
休職手続きの一般的な流れ
①診断書の取得
- 医師に診断書を書いてもらう
- 休職期間が明記されている
②会社への提出
- 診断書を人事部または上司に提出
- 休職開始日の相談
③有給休暇の消化
- 有給が残っていれば消化
- 有給消化後に休職開始
④傷病手当金の申請
- 健康保険組合に申請
- 給与の約2/3が支給される
- 最長1年6ヶ月
⑤定期的な報告
- 状況によって会社へ報告
- 診断書の更新
傷病手当金について
重要な制度です:
支給条件:
- 業務外の病気やケガで療養中
- 療養のため労務不能
- 連続3日以上休んでいる
- 給与の支払いがない
支給額:
- 標準報酬日額の2/3
- 給与の約2/3相当
支給期間:
- 最長1年6ヶ月
これにより、経済的な不安が少し軽減されます。
休職することへの罪悪感との向き合い方
正直な気持ち
正直、休職することへの罪悪感があります。
罪悪感の内容:
- 「自分だけ休んでいいのか」
- 「家族に迷惑をかけているのではないか」
- 「甘えているんじゃないか」
- 「同僚に負担をかけている」
罪悪感は自然な感情
多くの人が感じています:
- 真面目な人ほど感じやすい
- 責任感が強い証拠
- でも、過度な罪悪感は治療の妨げ
考え方の転換
医師も看護師も「休む必要がある」と言ってくれました。
今は、休むことが仕事だと思うことにします。
休職は:
- サボりではない
- 治療の一環
- 必要な医療行為
- 復職のための準備期間
休職中の過ごし方:やることとやらないこと
やらないこと
①仕事のことは考えない
- メールチェックもしない
- 業務連絡も最小限
- 仕事の夢を見ても気にしない
②転職活動も一旦ストップ
- 今は治療に専念
- 焦らない
- 回復してから
③資格試験の勉強も休む
- 頑張りすぎない
- プレッシャーをかけない
やること
①しっかり寝る
- 規則正しい睡眠
- 質の良い睡眠
- 昼寝もOK
②規則正しい生活
- 朝は起きる
- 食事は3食
- 適度な運動
③薬をちゃんと飲む
- 用法用量を守る
- 飲み忘れに注意
- 記録をつける
④定期的に病院に行く
- 予約を守る
- 変化を報告
- 相談する
⑤家族との時間を大切にする
- ゆっくり話す
- 感謝を伝える
- 一緒に過ごす
⑥息子たちのサッカーを応援する
- 楽しい時間
- 気分転換
- 生きがい
休職中の注意点
①引きこもりすぎない
- 適度に外出
- 散歩など軽い運動
- 社会とのつながり
②頑張りすぎない
- 完璧を求めない
- できることだけ
- 休むことが目的
③自分を責めない
- 休職は悪いことじゃない
- 治療のため
- 前向きに捉える
家族の反応とサポート
妻の言葉
妻に報告すると、
「良かったね。しっかり休んで。」
と言ってくれました。
家族の理解と支えは、何よりの薬です。
息子たちの反応
息子たちには、「パパ、しばらくお仕事お休みするんだ」と伝えました。
「やったー!パパと遊べる!」
と喜んでくれました。
この笑顔のために、しっかり治さないと。
家族のサポートの重要性
家族ができること:
- 話を聞く
- 無理をさせない
- 励まし過ぎない
- 普通に接する
- 小さな変化に気づく
家族も疲れる:
- 家族も休息が必要
- 一人で抱え込まない
- 家族会への参加も検討
同じように苦しんでいる方へのメッセージ
心療内科受診について
心療内科に行くことは、恥ずかしいことじゃありません。
こんな方は受診を検討してください:
- 2週間以上憂鬱な気分が続く
- 何をしても楽しくない
- 眠れない・食べられない
- 仕事や家事ができない
- 死にたいと思うことがある
早めの受診が大切
私の失敗:
我慢しすぎてブチ切れてしまいました。
もっと早く行けば良かった。
早期受診のメリット:
- 症状が軽いうちに対処
- 回復が早い
- 悪化を防げる
- 選択肢が多い
メンタルヘルスは甘えじゃない
大切な認識:
- 体の病気と同じ
- 風邪なら病院に行く
- 心が疲れたら心療内科に行く
- 当たり前のこと
治療を受けることは:
- 弱さではない
- 強さの証
- 責任ある行動
- 自分を大切にすること
今後のブログについて
更新について
しばらくは、ブログの更新頻度が落ちるかもしれません。
でも、書きたいと思います:
- 休職中の様子
- 回復の過程
- 気づいたこと
- 役立つ情報
目的:
同じように休職している方、これから休職を考えている方の参考になれば嬉しいです。
まとめ:休むことも治療
今の状況
診断書をもらって、1ヶ月の休職が決まりました。
不安もありますが:
- 今は体を休めることに集中
- 家族のために
- 自分のために
- しっかり治す
これからの計画
回復したら:
- 転職活動を再開
- 資格試験にも挑戦
- より良い環境で働く
でも、今は休む。
それが今の私の仕事です。
読者の皆さんへ
応援してくれている読者の皆さん、ありがとうございます。
また元気な姿で戻ってきますね。
今日の教訓
休むことも大切な治療。罪悪感を感じず、しっかり休もう。専門家の指示に従うことが、最速の回復への道。
相談窓口(再掲)
心療内科受診を検討している方へ:
こころの健康相談統一ダイヤル:
- 電話:0570-064-556
働く人の「こころの耳」:
- 電話:0120-565-455
いのちの電話:
- 電話:0570-783-556
一人で抱え込まないでください。
次回予告
「休職1週間目の様子|日常生活と心の変化」
休職して1週間。どんな変化があったか、どう過ごしているか、正直にレポートします。
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